確定~転移検査結果まで

転移の有無確認 その1~CT検査

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幸い早期発見(I期・転移なし)。既にがん摘出も終わってピンピンしてます。どうぞご安心くださいね。

早期発見が大事です。30代以上の方は定期的な乳がん検診やマンモグラフィーの検査をお勧めします。

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セドナでのAさんとの出会いや、ヴォルテックスでの癒しの体験は、私の中のイメージタンクに非常に大きな影響を与えてくれました。

今まで何となく詰まっていたものが、ポーンと弾けて取れて、新しい道が出来たような感覚です。

今後についても、まだはっきりとした道は見えていないものの、ちゃんとした方向に進んでいけるという、確信がありました。
えぇ、根拠は全然ないのですが(笑)。

 

帰国して2日後には、がんの転移を調べるためのCT検査に行きました。

実はCTを受けるのは初めてだったので、ちょっとドキドキしていました。
そして、ここでもまた大変な事が・・・。

ガンの転移を調べるためのCTでは、造影剤を使用します。
この造影剤は、20分かけて撮影するMRIとは違い、撮影前に凄い圧を賭けて体中にガガガーっと回すそうなんです。
で、その圧に耐えられるように、太い注射針を、通常よりも深く刺す必要があるそうなのです。

問題はそこにありました。
実は私、元々血管がかなり細いんですよね。
以前の帝王切開手術のときも、点滴がなかなか入らず、看護士泣かせなのでした。

今回も、案の定大変なことになりました。

最初にやってきた看護士さんが、一生懸命試すのですが、4度ほど刺しても、十分な深さまで入る事ができません。

CTの技師さんが

「それじゃあ、造影剤を入れたとたんに、針が弾けて全部取れちゃいます」

なんて恐ろしい事を言う位でして・・・(-_-;)

何度もトライしてダメだった看護士さんは、うなだれた様子で

「手術室の看護士に頼みましょう」

と、検査室を去っていきました・・・。

次に来たのは、明るくてとても感じのよい看護士さん。

手術室の看護士、というだけあって、本当にオペの格好で飛んできました。
頭はふんわりした帽子で包み、マスク着用、そしてグリーンの手術着に、手にはゴム手袋までしていました。
きっと誰かの手術前とかだったのかもしれませんね。

その看護士さんも、3回トライしましたが、全然入りません。
そもそも血管が見つからないのですから、どうしようもありませんよね。
何度も針を刺されて、私も痛いです・・・(涙)

「ごめんなさいね・・・」

と、この看護士さんもギブアップ。

一体どうなるの~~!?・・・と思っていると、どうやらかなりベテランらしき、手術室の看護士チーフがやってきました。
この人は、部屋に入って来たときのオーラというか、風格が全然違いました(笑)。

「あぁ・・・なるほど。入らなかったんですね。分かりました。大丈夫です!

と言ったかと思うと、私の手をじーっと眺めて、しばらくすると気合を入れて、
迷わず一気に針を刺した~~~っ!!

入ったっ!!!!

凄い、一発でした!!
さすが数々の修羅場を乗り越えたベテラン・・・と言いたくなるような、見事な一刺しでした(笑)。

この3人の看護士さんを比べてみると、やはり最後の方は気合いが全然違いましたね。

「どうしても針を入れなくては検査ができない」

という追いつめられたところで、

「絶対に成功する!」

という確信というか、逃げない凄さがありましたね。
さすがです。

とは言え、私の上ではすでに針の穴だらけ・・・。
赤く後になっているところも沢山ありました。

思わず、

「最初からこの人呼んでくれれば良かったのにぃーーーー」

とブーたれたい気分になりました。

が、それも一瞬。
検査が始まったら、それどころではありませんでしたから(笑)。

CTが始まり、しばらくすると検査技師さんがこう言いました。

「今から造影剤を入れますね。体が急に凄く熱くなりますけど、大丈夫ですから心配しないでくださいね」

と言ったかと思うと、

ひょえ~~~~!!!!

か、体が凄い熱い~~~~!!!!

急に、体中の血管にもの凄い熱気が走りました。

あんな感覚初めて。
本当にビックリしました!

うわ~、こりゃ大丈夫かな!?と思ってしばらくたつと、熱さが次第に楽になってきました。
ふー、助かったーーーー!!!!

技師さん:「は~い、終わりです。お疲れ様でした~~~」

私:「あの熱くなるのは一体何なんですか?薬が熱いんですか?」

技師さん:「いえ、違うんですよ。あれは、造影剤を一気に体の中に回すのですが、
それは体からしてみると、血液の中に異物が一気に入ってきたのと同じことなんですね。
それで、拒否反応で血管の中が熱くなるんですよ」

聞いてみると、なんとも恐ろしいことですね・・・。

まあ、熱くなる以外に害がないから検査の手法として使われているのでしょうからいいんですが・・・。
あまり気持ちのよい熱さではないので、ちょっとね・・・。

ともかく、検査というのはそれ自体が本当に大変ですね。
検査するだけで、病気になりそうです・・・(苦笑)。

この転移に関するCTの結果が出るのは2日後。
その日にはガンの種類もある程度特定できているはずなので、その後の手術内容などが具体的に決まることになります。

 

<続く>

こんな風に始まりました⇒夢の中でのガン告知★

乳がん確定まで その1~MRI検査
         その2~針生検
          その3~針生検の結果
          その4~腫瘍摘出日帰り手術
          その5~やっぱり乳がん

乳がん確定後  セドナでの個人セッション

転移の有無確認 その1~CT検査
         その2~センチネルリンパ生検
         その3~検査結果

病理結果

放射線治療記

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