幸せに生きるヒント

自分の役目を知る・・・♪

こんにちは、菊山ひじりです。

サロンでのスピリチュアルカウンセリングの際に、「私の今世の魂の役割は何でしょうか?」とよく質問を受けます。

人生の岐路に立っていたり、また転職を考えている方には、特に関心の高い問題だと思います。
これを知っているかどうかで、人生設計にも大きく関わってきますものね。

ですので今日は、自分の役割の気づき方について、ヒントを書いてみますね。

役割とは

「役割」というのは、決して仕事や職種という意味ではありません。

また、例えば「妻」とか「母」とかの役割でもありません。

仕事だとか、妻とか母とかいう立場は、その時々に変わって行くものです。
ですから、実はそれはどうでもいい、と言えます。

反対に、そういうものに拘っていると、人生の本質を見失います。

本当の意味での役割とは、自分の個性が生かされる事です。

そして、その個性が年齢やその時に居る場所などの諸条件によって、一番役に立つ形になったもの、それが役割です。

 

一例をあげると・・・

私のケースで恐縮ですが、考え方の参考として書かせて頂きますね。

私の場合、どうやら「新しい意識を伝えること」がメインの役割のようなんです。

今まで色々なお仕事をしましたし、海外で仕事をしていたこともあります。
でも、どんな仕事をしていても、「新しい意識の持ち方」を伝える立場にいました。

(1)派遣社員時代

派遣社員として某一部上場企業に勤めていた時は、効率の悪い古い事務のやり方にイライラしていました(笑)。
私の派遣された部署は特に保守的で、誰からも「改善しよう」という意欲が全く感じられませんでした。

ちょっと変えるだけで、手間もずっと楽になって、誰もが喜ぶはずなのに・・・と思うのですが、代々続いている非効率的な事務作業手順で、二度手間・三度手間をかけながら、仕事を続けている部署でした。

ある日イライラが頂点に達した私は、自分の担当している部分について、ファイリングのやり方を全部変えてしまいました。
もう、我慢ができなかったんです。

正社員の人たちは、最初はやり方を変えたことに対して嫌な顔をしていました。
ところが、実際に業務をしてみると、非常にやり易いことに気づいたんですね。
そして、最後はとても信頼して仕事を任せてくれるようになりました。

人間というのは、体験してみないとわからないことも多いので、私にそういう役目を与えられたのだと思います。

(2)マリ共和国時代

マリ共和国で村落開発プロジェクトを運営していた時は、村の女性達に保健衛生の啓蒙普及をしたり、識字教室を開催していました。
(実際には現地人スタッフがやるのをコーディネートするだけですが)

その時、片言の現地語を覚えて、自分でも裁縫や編み物を実地で教えていました。
(教えられる技術がそれしかなかったので・・・^^;)

「先進国の外国人が来た」というだけで、現地の人たちからみると大きな刺激があります。
そんな刺激となる立場で、識字や手芸の技術を教える、ということを通して、現地の意識を根本から変えることに携わっていたのではと思います。

(3)セネガル共和国時代

セネガル共和国に赴任した時は、なぜかタロットカードを持参していました。
(直感的に持って行っただけですが)

そして、自分が仕事として関わっているプロジェクト運営とは全く別に、プライベートな時間で、現地に住んでいる日本人相手に占いとカウンセリングをしていました。

主に現地での恋愛相談でしたが、狭い日本人社会の中で煮詰まっている関係性に対して、違う視点からアドバイスすることで新しい意識の持ち方を伝えていたように思います。

(4)セラピストとして(現在)

そして今はサロンで、カウンセリングやセミナー、著書、ブログ、Podcast番組などを通して、新しい意識(スピリチュアルな視点と現実的な考え方のバランスのとり方)をお伝えしています。

このように、私の場合はどのお仕事をしていても、必ず「新しい意識の使い方を伝える」という役目が与えられています。
そして、その役目を行っているときは、必ず天のサポートが入って上手くいくのです。

 

肩書はどうでもいい

実は、私は決して「セラピストでなくてはならない」とは思っていないんです。

今はセラピストという仕事が与えられているのでやっています。
でもポイントは「新しい意識の持ち方を伝える」と言う事だと思います。
形はどうでもいいのです。

どんな仕事をやってもその役目は変わりませんし、そもそも仕事でやるのかどうかは二の次だと思っています。
この余裕が、セラピストとしての活動が順調であることに結び付いているのは、なんとも面白いと思います。(そして、感謝です☆)

 

自分の役割に気づこう

皆さんも、こういう観点から考えてみると、自分の役目が分かってきます。
今までの人生を振り返ってみて、いつもどんな立場、どんな個性で生きていましたか?
例えば、

いつもリーダー役、先生的な役割とか

いつも補佐役、サポート役とか

新しい事好きで、いつも先駆者として活躍するとか

堅実で保守的なので、管理は上手とか

一緒にいるとほんわか癒されると言われるとか

地味だけど安心できる存在とか

それが分かっていると、自分の役割に気づきやすくなります。

自分の個性が一番いい形で生かされて上手く行く事が、自分の役目なのです。

会社勤めであろうとも、フリーランスであろうとも、仕事の種類が何であろうとも、それはどうでもいいのです。

自分の個性が生かされているのか。

自分はそれをやっていて楽しいのか。

全てはそこに尽きます。

こんな観点から、ぜひ自分の今までを見直してみて下さい。

そして、自分で「〇〇だ!」と思っても、もしそれが上手くいかないなら、それは今の役目ではない可能性が高いです。
(今後変わることも、もちろんあると思いますが)

役目が与えられていることは、必ず上手く行きます。
その辺りもよく考えてみると、きっと何かヒントが見つかりますよ。

 

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POSTED COMMENT

  1. すまいる より:

    こんにちは(^-^)
    役目が与えられていることは、必ず上手く行きます。
    ずっと、こだわっていることがあったのですが…
    今は私の役目は違う!と腑に落ちました。
    私の役目を楽しみたいと思います(^-^)
    ありがとうございました♪