瞑想Q&A

瞑想Q&A~瞑想中の意識の持ち方~

こんにちは、菊山ひじりです。

今日は、瞑想中の意識の持ち方についてのご質問です。

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(1)瞑想をはじめてまだ10日ほどですが、祈ってしまう事が多いです。
どうにか頭の中から除こうとすると、呼吸をカウントしてしまいます・・・(^^;)

 

瞑想には色々な方法があるのですが、どれも祈りとはちょっと違います。
瞑想の基本は、頭をからっぽにすることですので、自分の中で祈りとはしっかり分けて行いましょう。

 

呼吸をカウントするのは、とても良いと思います。
特に初心者には非常に効果的な方法です。

 

頭を急に空っぽにするのは、なかなか難しいことです。
まずは頭の中の思考を外すことが大切なのですから、雑念を無視して、呼吸をカウントすることに集中してみて下さい。
次第に慣れてくると、頭が空っぽになる瞬間が出てくると思います。
焦らず、続けてみてくださいね。

 

(2)瞑想中はやはり無の状態で空っぽにするのがいいのですよね?
なりたいと思うポジティブな想像もしない方がいいのですか?
いい映像を思い描くのがいいとよく聞きますが瞑想中はどうなのかな?と気になりました。

 

叶えたい願いや、解決したい問題がある場合、瞑想の前後にテーマや願いを唱えたり、紙に書いたものに目を通すと効果的です。
でもその場合でも、瞑想中には、願いに関連した想像などは一切しないでください。
全て忘れて頭をからっぽにして下さい。
そして、瞑想の気持ち良さだけを味わいましょう。

 

願いを叶えるコツは、しっかり願った後に、自分の限界を超えた所に手放すことです。
つまり、天に委ねるわけです。
すると、思いもよらない素晴らしい偶然が重なって、夢が実現したり、問題が解決したりするのです。

 

ずっと想像し続けるということは、その願いを自分の想像の範囲内にコントロールしようとしているのと同じです。
つまり、「一番良い状態になるように」と、手放せていない訳です。
手放せないということは、不安だったり、信じていないということですから、いつまで経っても上手くいかなかったり、自分の限界の範囲を超えた大きな夢は叶わないということになります。

 

想像自体が悪いわけではなく、想像する時と瞑想する時を、しっかり分けることが大切なのです。
願いを唱えたり、書いた紙を見たり、想像するときは、しっかりイメージして下さい。
でも、瞑想中は、頭をからっぽに。
この原則を忘れないで下さいね。

 

(3)テーマ以外のものが浮かんできた場合はやはりテーマに絞るように意識を集中させた方がいいですか?

 

テーマ(願いなど)に戻るのではなくて、全部捨てて頭をからっぽにして下さい。
特に初心者の場合、頭に浮かぶのは基本的に全て雑念です。
まずは、そういった雑念が浮かばなくなるようにするのが一番大事です。

 

最初は呼吸をカウントしたりして、頭をからっぽにする訓練をして下さい。
ある程度安定して頭がからっぽの状態をキープできるようになると、瞑想中でもメッセージが降りてきたり、インスピレーションが浮かぶようになります。
それまでは、浮かんでくるものは全部雑念だと思って下さい。

 

※注意※

瞑想には、色や形をイメージしたり、マントラ(音)を唱えたり、または音声の誘導に従う瞑想など、沢山の種類があります。
どうしても考えてしまって、頭をただ空っぽにするのが難しい場合には、音による誘導瞑想も良いと思います。
音に意識を向けることで、自分の思考を外しやすくなる場合もあるからです。
自分のやり易い方法を試してみてくださいね。

 

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