こんばんは、菊山ひじりです。
この記事は2010年10月16日の記事のリライトです。
過去のブログ記事を見ていましたら、昔の無料相談の記事が、今の皆さまにもお役に立ちそうだな、と思いましたので、改めてアップさせて頂きますね。
昔の文章なので、つたない部分も多いかと思いますが、伝えたい内容にフォーカスしてお読み頂ければ幸いです(^^;)
なお無料相談は、現在は多忙のためお休みしております。
何卒ご了承くださいませ。
♪゜・*:.。. .。.:*・♪♪゜・*:.。. .。.:*・♪
<ご質問>
はじめまして、無料相談に投稿させていただきます。
だんだんと夫との関係が悪くなり、夫が家を出て1年以上たちます。子供はいません。
主人は、前々から離婚を口にしてはいました。
最初は夫婦間の問題だけだったと思うのですが、その関係修復ができぬまま、別居中に主人は私も知っている女性と関係を持ったようです。
(二人は認めていませんが…)
状況は悪くなり、そして、今年に入って改めて離婚を言われ、決心は変わらないの一点張りです。
主人は、女性のことは離婚には関係ない、自由になりたいと言います。
女性との問題もありますが、まだ私には主人と離婚の決心がつかず、ずっと悩んでいます。
気づけば、子供の頃から家族の中でも疎外感があった私にとって、主人は甘えたりわがままが言えた唯一の人であり、その主人の心も離れ、孤独感でいっぱいです。
実の両親にも相談できず、義理の母は、私のことも気遣ってくれますが、結局主人の親なので、離婚したら関係が終わってしまうと思ってしまいます。
主人の心が決まっている以上、離婚しか無いのかと思いますが、決心をつけることもできず、誰にも必要とされていないと感じ、毎日一人でいる寂しさに苦しみます。
「本当に好きなら、相手を自由にしてあげるものだ」と、相談した友人からは言われます。
けれど、本音は離婚したくないです。寂しいです。
一人でも孤独感から解放され、生きて行くには、どうすればいいのでしょう。
(Mさん)
<お答え>
こんにちは、ご質問ありがとうございました。
離婚というのは、とても大きな覚悟がいりますし、エネルギーが必要ですよね。
良く分かります(経験者は語る・・・苦笑)。
せっかく繋いだ縁を上手に育てていきたいというのは、当然のことです。
Mさんの離婚したくないというお気持ちは、とてもよく分かります。
ただ、お互いに程よい距離感が保てないと、結婚は上手くいきません。
長年仲良く連れ添っているご夫婦は、例外なく、この距離感や節度を保つのが上手なのです。
夫婦になると、どうしても相手に対して甘えたり、我儘が出ますし、要求も高くなりますので、適度な距離感や思いやりを保つのが難しくなったりするのですよね・・・。
>主人の心が決まっている以上、離婚しか無いのかと思いますが、
>決心をつけることもできず、誰にも必要とされていないと感じ、
>毎日一人でいる寂しさに苦しみます。
その寂しさや苦しみはとても分かります(似たような経験ありますので)。
とてもお辛いこと、お察しいたします。
ただ、状況から判断して、もう決心するしかないと思います。
Mさんご自身が、その事はよくご存じですよね。
その女性の問題も、もしご主人様とその人が本気なら、周りにはどうしようもありません。
不倫と非難するのは簡単ですが、そもそも愛とは自由なものなのです。
一度結婚をしたから、という過去においての決意を絶対的な権力にして、心を縛る事はできません。
また、一人で寂しいからと言って、その気のない相手にしがみつく位、意味のないことはありません。
余計嫌がられてしまうのは、目に見えています。
その状況の方が、一人でいるより余程寂しいことだと思いませんか?
今一番大切なことは、どうしたら幸せになれるのかを考えることです。
結局、決心がつかないのは、離婚した後の良いイメージが浮かばないせいが大きいと思います。
離婚した自分に、「孤独」「寂しい」という意味をつけてしまっているんですね。
でもこういう時は、寂しいというネガティブな感情にフォーカスしてはいけません。
まずは、現実を受け入れ、それでも良い展開を信じて、強く進まないとなりません。
ですから、今Mさんがしなくてはならない具体的な事は、以下の3点です。
①多少無理をしても、離婚した後の良いイメージを創ること。
②そして、それをキープすること。
③寂しいというネガティブな気持ちにフォーカスしないこと。
そんなの無理、大変、という言い訳はなしですよ~。
なぜなら、他に選択肢はないからです。
でも、選択肢がない代わりに、Mさんには未来の可能性が沢山あります。
だから、ご自分をもっと大切にしましょう。
将来Mさんと人生を分かち合いたいと思う人と出会う可能性を、今の一時的な感情で閉ざしてはいけません。
また、誰にも必要とされていない、なんて感傷に浸っている場合ではありません。
いえ、お気持ちはわかりますよ。
先ほども書きましたが、私も似たような体験をしましたので、逆に分かりすぎて痛いくらいです。
でも、結局感傷に浸るのは問題解決に繋がりません。
まずは、自分自身を愛し、受け入れ、一人でも幸せになると決意することからしか始まりません。
その為には、
自分はどう生きたいのか。
どういう自分でいたいのか。
そして、どういう未来を創りたいのか。
それを考えてみましょう。
このような人生の大きなビジョンを持っていないのは、目的地がないドライブをしているようなものです。
やみくもに頑張っても、決して上手くいくわけありません。
現実をしっかり見ながら、自分にできる可能性を探ってみてください。
手に入れられなかったものばかり考えていると、どんどん孤独になります。
自分が何を求め、また自分は何を周りに与えられるか。
そこにフォーカスすると、素晴らしい未来が開けてきます。
例え辛くても、決して逃げてはいけません。
世の中には、もっともっと不幸で、本当に悲惨な日々を送る人が沢山います。
Mさんは、日本という世界でも群を抜いた、可能性に満ちた国に生まれ住んでいるのです。
今手にしている幸せを数えて、周りの為に、自分にできることをしていきましょう。
その気になれば、必ずできますよ。
自分がワクワクするような未来を、考えてみましょう。
自分が生き生きと輝いている姿を、想像してみましょう。
必ず道は見えてきます。
Mさんが、今の心理状況から抜け出て、心からの笑顔で生きていけるように、心から応援しております!
こちらの記事も、参考にして下さいね。
↓
★関係を手放すことで得られるもの
ひじりさんの、どなたに対しても全身全霊で真剣に愛をもって相談を受けられる姿勢、的確さに日々感動を頂いています。
私も経験がありますが、覚悟をもって、しっかりと今より幸せになるイメージがもてたら、お気持ちきまり、その幸せのイメージは実現しますよね。
相談者さん、そして、このブログを読まれた同じ思いを抱える皆さんの未来の輝く幸せを心からお祈りしています。
ひじりさん、いつも拝見させて頂いてます。^^
ご相談者さんにぜひおススメしたい本が
泉ウマタロ-さんの「人生逆戻りツアー」という
本です。
人生すべてが不幸な方にばかり行って
うまくいかない という主人公が、
死んだ後三人の守護天使にあって
人生で起きた挫折についての意味を知る、
というお話です。
その時、言ってくれれば、、、と思っても
主人公はもう遅いです。
でも、相談者さんはまだラッキーな事に人生が
続いてるのです。
ぜひぜひ、立ち読みでもいいので
手に取ってもらいたいと思います。
名アドバイスです!
切れが良くていつもナルホド、と思うことがあります。