こんばんは、菊山ひじりです。
この記事は2010年10月11日の記事のリライトです。
過去のブログ記事を見ていましたら、昔の無料相談の記事が、今の皆さまにもお役に立ちそうだな、と思いましたので、改めてアップさせて頂きますね。
昔の文章なので、つたない部分も多いかと思いますが、伝えたい内容にフォーカスしてお読み頂ければ幸いです(^^;)
なお無料相談は、現在は多忙のためお休みしております。
何卒ご了承くださいませ。
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＜ご質問＞
本当の自分って何ですか？
そして、それは、何処にあるのですか？
（ＭＯさん）
＜お答え＞
ご質問ありがとうございました。
そして、長らくお待たせ致しました～～(^^;)
実は、このご質問を頂いたのは２年前でして、本当にどうしようか迷いました。
答えが分からないからではありません。
実は、この位シンプルなものはないのです。
ただ反対に、どう伝えるか、それがとても難しい･･･。
なぜなら、それは理論や言葉を超えた、「感覚」の問題だからです。
ですから、果たして言葉を尽くして書いたところで、本当に伝わるのか、分かってもらえるのか、かなり疑問に思って悩んでいるうちに、２年経ってしまいました。
すみません～☆
とはいえ、実はこれ、リーディング・セッションで多くの方が聞かれる質問なのです。
ですから、いずれ必ずお答えしなくては･･･と思ってきたのも事実です。
リーディングの際に私がどうしているかというと、毎回相手に合わせて、答え方を変えています。
なぜなら、答え方はその定義・切り口によって、無数にあるからです。
その方のその時の状況に合わせ、分かりやすく、ピンとくるように、お話をしているのです。
でも、今日は出来る限り平坦に、「本質的」と「日常的」な視点に分けて、お答えしてみたいと思います。
分かりづらかったら、ごめんなさいねー☆
～本質的な視点からのお答え～
ではここでまず最初に、ＭＯさんが聞きたいであろう「本当の自分」について、スピリチュアルな観点から、本質的なお答えを書きますね。
本当の自分、それは、言葉にはできない感覚です。
敢えて頑張って書くならば、
魂レベルでの自分の存在の、究極の個性、究極の「１点」、それが本当の自分です。
こう言って、皆さん分かりますか？すみません・・・(^^;)
また、どこにあるか、という質問へのお答えは、
魂の中の究極の１点にある。
ということになります。
また、この究極の１点は、宇宙の全体と一つでもあります。つまり、
All is ONE
なのです。
多分難しいですよね･･･(^^;)。
全て感覚でとらえると、とてもシンプルで分かりやすいのですが・・・。
非常にスピリチュアルなものであるのは、確かです。
これらの境地を得られやすくするには、日々生きている中での感謝や、瞑想を続けることが効果的です。
瞑想を続けると、自分の魂の本質に繋がることができます。
そして、ある日ピン！とくるようになります。
頭でいくら考えて、言葉で表そうとしても、全くもって無理ですね･･･。
なぜなら、魂の本質というのは、全て「感覚」で感じるものだからです。
その「感覚」を研ぎ澄ませる為には、
(1)まず最初は肉体にフォーカスし、肉体をしっかり感じる
(2)肉体の感じる感覚（５感）を、じっくりと味わう
(3)その上で、瞑想などをして、肉体の感覚と繋げていく
ということが必要です。
これを続けて行けば、いつか必ず自分の魂と繋がっていくことができます。
（チャネリングなんかも、できるようになりますよ♪）
蛇足ですが、肉体感覚は非常に重要です。
瞑想だけやっていると、肉体感覚がなくなり、怪しい世界に囚われてしまいます。
それは、絶対に避けなくてはいけません。
肉体と魂がバランスしていなくては、まともな感覚は養われないのです。
肉体感覚＝グラウンディングです。
チャネラーさんに怪しげな人が多い（ごめんなさい！でも本当）のは、グラウンディングが出来ていない人が多いせいです。
ではここから、もっと具体的に分かりやすく、色々な切り口からご説明したいと思います。
ちょっと堂々巡りの理論になりますので、予めご了承くださいね～。
何となく、悟って下さい～（私も書いていて、頭が痛いです～～★）
～日常レベルの視点からのお答え～
＜その１・・・全ては自分＞
では、質問します。
今そこにいる肉体を持ったあなたは、偽物ですか？
あなたの手や足は、誰か他の人ですか？
違いますよね。
手や足をつねれば、痛いと感じると思います。
神経が繋がっていて、自分の身体という感覚がありますよね。
感覚のない髪の毛１本でさえ、全部あなたのＤＮＡ、まぎれもない本物のあなたです。
あなたという存在は、肉体・精神・魂全てのレベルが繋がっていて、すべて本物、本当なのです。
何一つ、あなたでない部分はありません。
ですから、そこに存在しているあなたは全て「本当の自分」です。
まずは、そこをしっかりと押さえましょう。
＜その２・・・定義次第である＞
「本当の自分」とは、定義でいくらでも変わります。
例えば、以下のようなケースは実際に多いです。
★自分に自信がない場合
「自分はこれでいいんだ！と自分を受け入れることができた自分」が、本当の自分と感じる。
★これからどうしていいのか分からないという場合
「これだ！と思えることを見つけた自分」が、本当の自分と思う。
★誰かの影響から抜け出る場合
「これが私の本心だ！と自分の気持ちを発見した自分」が、本当の自分と感じる。
以上をまとめると、もやもやと悩んでいた事が、すっきりと晴れ渡るように解決された時、「本当の自分を見つけた」と感じるわけです。
つまり、「これだ！と納得できた感覚を持てた自分」が本当の自分と定義することができます。
これが、「悟りは感覚である」という所以です。
でも、そもそも自信がなかったり、これからの人生に迷っている自分も、偽物ではなく、本当の自分ですよね。
それは、魂の学びのプロセスとしてあるわけであって、それ自体が悪いわけでもなんでもないのですから。
そう考えると、結局、本当の自分って何？というところに戻ってきます。
結局、自分がどのように定義するか、そこにかかってくるわけです。
＜その３・・・自分と他人は区切れない＞
では、そもそも「本当の自分」なんて、区切れるものでしょうか？
人間は他者と共感することがあります。
共感するというのは、相手の事が自分のことのように感じられるということです。
すると、その部分において、相手は自分であり、自分は相手なのです。
これが、All is ONE です。
私たちは、実は皆、一つなのです･･･。
これで、余計訳が分からなくなりましたね～(^^;)
＜結論・・・目的・必要性に応じて決めていい＞
こう考えて行くと、結局のところ、言葉を悪く言えば、
「そんなの、実はどうでもいい」
「考えても仕方ない」
ということになってしまいます(^^;)。
でも、実際「本当の自分」といのは、確かにあります。
言葉で定義しようとすると分かりづらいのですが、感覚で受け取ると、分かって頂けるはずです。
ただ、何ていいますか、理論であ～だこ～だいうのは、結局意味がないということです。
なぜなら、悟りは感覚であり、感覚で感じることが全てだからです。
感覚の全てを的確に言い表すのは、無理なのです。
（ちなみに、ピアニシモでは、その「感覚で感じる」ことを取り戻すためのお手伝いを、瞑想指導や、リーディング、ヒーリングなど、様々な方法を通じて行っているわけなのです）
そして、現実レベルでとらえるとき、理論は所詮理論でしかなく、何のためにそれを考えるのか、という本質を抜きにして、成立しないです。
さて、この「何のために」という目的意識は、現実レベルでは、非常に重要です。
例えば、実際に自分の本当の気持ちを無視して無理を続けた結果、うつ病になったり、神経疾患を患う方は、現代の日本ではとても多いです。
その時に、その人が癒され、また元気に治ってもらうためには、ポジティブな方向性は欠かせません。
従って、癒しに関わる治療レベルでは、「その人が元気になるため」という目的が大前提となります。
そして、「ポジティブな本当の自分」というイメージを心の中に持っていることが、心の治癒にとって非常に大きな支えとなっていくのです。
人間は、「ポジティブな本当の自分」を実感するとき、生きる勇気が湧いてきます。
大変なことも、乗り越えることができます。
人生の目的が見えてきます。
人生に意味が出てきます。
その「ポジティブな自分」というイメージが、本当にその人の個性なのかどうかは、問題ではありません。
それは、元気になった後に考えればいいことです。
ある意味「都合良く」本当の自分というイメージを持つ事が、その段階で真実を突き詰めることよりも、ずっと大切になるのです。
更に、その人が「これが本当の自分」と信じる限り、それはその人にとって真実であり、本当になるのです。
（反対に、ネガティブなイメージがあると、それが本当になってしまうので、イメージは大切なのです）
人間として、この世界に知的にも肉体的にも限界を持って生きる私たちには、このように切り口を具体的に持って考えないと、物事を深く理解することはできません。
抽象論は、知的な遊びという以上の意味はないのです。
結局、全ては自分がどう意味をつけたいか、それだけなんですよ(^^)
自分が元気になり、勇気が湧いてくる、「本当の自分」を決めてしまっていいのです。
その上で、日常を楽しみながら瞑想をして、バランスを取りながら、自分の魂と対話し続けると、いつか必ず、究極の１点を感じる時がきます。
その時には、大きな光に包まれて、とてもスピリチュアルな、本当の覚醒を体験なさることでしょう。
宇宙には、絶対的な正義も悪もありません。
絶対的に正しいことも、間違っていることもありません。
私のつたない言葉で、宇宙の奥義である「本当の自分」を伝えるのは、所詮無理な事です。
宇宙の神秘は、私ごときには全く表現することが不可能です。
でも、きっと皆さま関心があるかと思いましたので、私なりにまとめてみました。
少しでも皆さまのご参考になれば、幸いです。
ＭＯさん、最後になりましたが、とても有意義な質問をありがとうございました♪
