死後探索リトリーバルご感想

浄霊(リトリーバル)実例~光の世界に帰るとき~

こんにちは、菊山ひじりです。

今日は、つい数日前に行った浄霊の実例です。
いつもは「スピリット・リリース」や、「除霊」という言い方をしているのですが、今回は「浄霊」という言い方がふさわしいセッションでした。
明らかにさまよっている霊が、光の世界に帰ることができたからなのです。

ヘミシンク風にいうと「リトリーバル」という表現になるのでしょうか。
こんなこともあるという一例として、お読み下さいね。

 

今回のクライアントさんのA子ちゃんは小学生で、もともと非常に強い霊媒体質です。
霊と会話もできますし、チャンネルを開くといつも霊が視えているようなお子さんです。
でも、視えるのと霊をコントロールできるのは別問題ですので、今までも何度か憑いたものが取れずに、私がヒーリングをしたことがありました。
でも、大きくなるにつれて、自分で対処できるようになっていたため、しばらく音沙汰なしだったのです。

 

ところが数日前、お母さんから急な電話が入りました。

「さっき、また霊が入ったと言って、床にうずくまったまま動けなくなってしまったんです。泣いています。ここ数年の間で、一番ひどい状態です。周りにいる大人達で何とかしようと思っているのですが、動けないんです。全然ダメです。」

霊媒体質のA子ちゃんは、かなり肉体症状が出やすいタイプでしたので、緊急に対応する必要があります。
そこで、

「すぐに遠隔ヒーリングしますので、15分後に電話を下さい」

とお伝えして、遠隔ヒーリングをはじめました。
10分位続けたところ、軽くなって抜けた感覚がありましたが、そのままヒーリングを続けました。

 

15分後にA子ちゃんのお母さんから電話が入り

「2人入っているうちの1人が抜けていったそうで、立ち上がることができるようになりました。でも、まだ1人残っていると言ってます」

と、困った様子でした。
そこで、すぐにA子ちゃんを連れてきてもらいました。

 

A子ちゃんは、お母さんとお母さんのお友達に抱えられてやってきました。
ぐったりと力なく、身体も冷たくなっていました。
背骨に沿って、特に肩甲骨の辺りを中心に、誰かが入っていました。
とても悲しいエネルギーでした。
そこで、A子ちゃんをイスに座らせて、背中から手を当ててヒーリングをしていきました。

 

しばらくすると、A子ちゃんは泣き始めました。

「どうしたの?言ってみて」

というと、

「お父さんとお母さんがケンカしたの」

と泣き続けます。
最近ご両親がケンカしているのをみて、それが悲しかったそうなのです。

 

ヒーリングによってA子ちゃん自身が浄化され、溜まっているネガティブなエネルギーが抜けるのと同時に、その原因となったご両親のケンカを思い出したのでしょう。
浄化の過程で、悲しいことを思い出すのは、よくあることなのです。
そして、それが出てしまうのは良いことなのです。
出ないで溜まっていると、いずれ何らかの形で爆発してしまうからです。

 

霊というのは、波長が合わないと憑けません。
今回は、このA子ちゃんの悲しいエネルギーに、たまたま浮遊していた、同様の悲しいエネルギーを持った、女の子の霊がついてしまったようでした。
とても寂しく悲しい体験をして、大人になる前に亡くなった霊のようでした。

 

そのままヒーリングを続けると、中の霊が動いて出て行く気配がありました。

「抜けてきましたよー」

というと、A子ちゃんが

「中の人が、抜かないでって、言ってる。さびしいって言ってる」

と言いました。
私には何人かの天使達が、このヒーリングをサポートしてくれているのが分かっていました。
そこで、その天使達が憑いている霊を必ず霊界まで連れて行ってくれると思い、このように言いました。

 

「それは、だめなんだよ。これはA子ちゃんの身体でしょ。A子ちゃんの身体には、A子ちゃん以外の人は入っちゃいけないの。これは、その人の場所じゃないのよ。その人には、その人のいるべき場所があるのよ。周りを見渡すと、きっとお迎えの光が来ているはずなの。寂しくないよ。周りを見てみてって、伝えてごらん」

 

するとA子ちゃんは、そのことを霊に伝えたようでした。そして、

「お迎えの人がいるのが見えるって言ってる・・・」

と言いました。
そこで、ヒーリングを続けながら、

「じゃあ、そのお迎えと一緒に、光の方向に言ってごらんって伝えてみて。そこには、その人の場所がちゃんとあるんだよ。心配はいらないんだよ」

といいました。
すると、A子ちゃんが「うん」と言ってしばらく後、ふっと軽くなると同時に、A子ちゃんの頭がカクン!と倒れました。
そしてA子ちゃんは、

「いなくなった」

と言いました。
憑いていた霊は、迎えに来ていた光の存在たちと一緒に、無事霊界に戻っていったようでした。

 

A子ちゃんのお母さんは、

「頭がカクンと下がったのをみて、本当にビックリした。霊が憑いていたのは本当だったんだね・・・」

と驚かれていました。
更には、そのとき家で心配して待っていたA子ちゃんのお父さんも、抜けた瞬間に

「今取れた!!」

と分かったのだそうです。やはり親子は繋がっていますね・・・。
その後無事歩けるようになったA子ちゃん、翌日は元気に学校に行けたそうです。
私もホッとしました(^^)
A子ちゃんのためにも、その霊のためにも、本当に良かったと思います。

 

除霊という響きは、悪いものが憑いていて、それを取り除くというニュアンスがあるように感じます。
でも、亡くなった方の霊である場合、やはり帰るべき場所に帰してあげないと、いつまでも浮遊し続けることになってしまいます。
そういう場合、やはり目指すは「浄霊」であり、光の世界に早く戻してあげる必要があるな・・・とつくづく思います。

 

実は最近、天使のサポートが、今までよりとてもパワフルになっているのを感じています。
きっと、こういう救われずにさまよう魂を癒し、光の世界に戻すため、今まで以上にお手伝いをしてくれているのだと思います。
ご縁あって私のもとに来てくださるクライアントさんのために、これからも引き続き、できる限りのことをしていきたいと思います。

 

 

死後探索(リトリーバル) の詳細はこちら でご案内しています。

 

 

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