こんばんは、菊山ひじりです。
最近よくサロンのセッションで、何かの出来事について、
「これは良いことですか？悪いことですか？」
とご質問を受けることがあります。
毎回、その詳細な状況などに従ってお答えをするのですが、
「う～ん、そういうふうに考えるのはもったいないな～」
と思うことも度々あります。
実際のところ、何事も単純に「良い・悪い」と意味は付けられないんですよね。
例えばこんなことがありました。
ある方が、過去に沢山の借金があり、それを全て返済されました。
でもその時
「借金は大変」
という思い込みが出来てしまったんですね。
それが原因で「お金の苦労をしたくない」という思いが先にたち、将来の生活設計について上手にイメージを作れずにいらっしゃいました。
でも考えてみてください。
確かに借金は大変です。
でも、その人はすでに沢山の借金を返せたわけです。
つまりそれは、その人にそれだけの力があるということです。
「私はお金をちゃんと返せた人。大変だったけど返せたのは素晴らしい！」
という前向きでポジティブな自己イメージを作れるか、それとも、
「借金を作った私はダメな人。散々苦労した。もうコリゴリ。」
という後ろ向きでネガティブな意味を付けるかは、その後の人生を大きく変えていきます。
ちなみにその方は、個人セッションを受けたことで、お金に対するネガティブな思い込みをポジティブな自己イメージに変えることができました。
現在、未来に向けて具体的な計画を作り、流れに乗って動いていらっしゃいます。
全ては、意識の問題なんですよね。
起きた出来事に、どう意味をつけていくか。
自己イメージをどう上げていくか。
幸運の流れに乗るコツは、その辺りにあると思います。
単純な「良い・悪い」は存在しないのです。
そういう判断よりも、いかに良い意味を見つけて、良い方向に持っていくかにフォーカスすることが大事なのです。
善し悪しや損得が気になる方は、意識の持ち方をちょっと訓練することで、人生が大きく変わります。
これは、無理なポジティブ思考とは違います。
ちょっとした気持ちのコントロールであり、自己管理の範疇です。
もうすぐクリスマス♪
聖なるこの期間に、ぜひ今一度、瞑想などを通してご自分の意識の使い方と向き合ってみてくださいね。
きっと、必要な導きがあると思いますよ～♪
