自分を整える簡単メソッド

呼吸&姿勢&意識♪

こんにちは、菊山ひじりです。

昨日のブログに「熱が出た」と書いたところ、多くの皆様からご心配頂いてしまいました。

お陰様で今日はすっかり元気ですので、どうぞご安心くださいね♪皆様のお気づかい、本当にありがとうございます~♪

さて、今日はサロン定休日。午後は子供が参加している吹奏楽クラブのお当番でした。

このお当番は、毎回の練習に誰か保護者が必ず一人付き添って様子を見る・・・というものです。

練習中の先生の指導内容をノートに記録したりと、結構やることが沢山あって、面倒臭いと敬遠する保護者もチラホラ・・・(笑)。

私も正直面倒だな~と思いましたが、これも親の務めと思い、暑い中頑張って小学校まで行ってきました。

今日は夏休みの午後練習でしたので、プロのチューバ奏者の方がゲスト講師としてお見えになっていました。

その方が、まず全員の演奏を聴いて、このようなアドバイスをされました。

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皆さんに4つのことをやってもらいたいです。

一つ目は、息を沢山吸うこと。皆さんがやっているのは、吹奏楽です。ですから、音を伝えるためには、沢山息をすうことが絶対に必要です。ですから、息を意識的に吸って下さい。

 

二つ目は、姿勢を正しくすること。息は肺に吸い込みます。姿勢を正しくしていないと、肺が十分に開けないので、本来吸える息の量が吸えません。ですから、背筋を伸ばして、気持よくスッと伸びた姿勢をしてください。

 

三つ目は、前を向くこと。楽譜を見るため下を向いていたり、なんとなくどこかを見て吹いている人がいましたが、皆さんは誰に向って吹いていますか?ステージでは目の前の聴衆に向って吹くわけですから、そちらの方をしっかりと向いて、顔をあげて前を見て演奏して下さい。

 

四つ目は、なんとなく音を出すのではなく、よく考えて音を出しましょう。そして、歌うつもりで吹いて下さい。今はなんとなく吹いているので、音もそのような音になっています。吹奏楽は、口から息をはいて音を出します。ですから、声を出して歌って伝えるようなつもりで吹いて下さい。歌の代わりに楽器から音を出していると思って下さい。

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講師の方は演奏のためにアドバイスしているのですが、これは全部、生きていく上での基本だな~と思って、非常に感動してしまいました!

正しい呼吸をすること

正しい姿勢をとること

前を向くこと(向き合うこと)

なんとなくではなく、よく考えて伝えること

このうちのどれが抜けても、人生は何かしらおかしくなってきますよね。

そして、それをうっかり忘れてしまう大人がいかに多いことでしょう・・・。
(もちろん私自身も含めてですが・・・苦笑)

特に呼吸は無意識でもできてしまうし、浅い呼吸でもそれなりに生きることができるので、つい忘れられがちです。

でも、呼吸って生死にかかわる大切なこと・・・。本当はもっと意識を向けないといけないように思います。

実際、スピリチュアル・ワーク・セッションで、瞑想に関連して呼吸を意識するようになった方が、今までの呼吸が乱れていたことに気付いてそれを矯正したところ、心理的にずいぶん変化があった・・・というケースが非常に多いのです。

呼吸が人間に与える影響って、本当にすごいんですよ・・・♪

そして、前を向く、自分が向き合うべき相手(物事)に顔を向ける、なんとなくではなくちゃんと考えて表現する・・・

こういったことは、基本となる姿勢がちゃんとしていないと、できないことですよね。
改めて呼吸や姿勢の大切さを教えられた気がします。

子供たちは、そこまで深く考えて分かってはいないでしょう(笑)。
そして、それがどんなに大事かも、まだ分からないと思います。

でも自分のやっていること(音楽)を通してこういうことを体感しながら覚えていってくれれば、本当に素晴らしいな~と思いました。

人間、最後は理屈じゃありませんものね。
結局体で覚え込んだことだけが、いつまでも残ります。「体験」するって、本当に大切ですよね・・・。

吹奏楽をやらせて本当に良かったな~と、心から思いました。

そして、私もこうして大切なことを再認識させてもらって、ありがたいな~と思いました。

素晴らしいお話をして下さった講師の先生に、心から感謝です・・・♪

実は面倒くさくてヤダな~と思っていたお当番でしたが、やって本当に良かったです!(笑)

どこに素晴らしい学びのチャンスがあるかって、本当に分からないですね・・・!

 

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