※幸い早期発見(I期・転移なし)。既にがん摘出も終わってピンピンしてます。どうぞご安心くださいね。
※早期発見が大事です。30代以上の方は定期的な乳がん検診やマンモグラフィーの検査をお勧めします。
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腫瘍摘出手術は朝9時30分からの日帰り手術でした。
日帰りだったので大袈裟に考えず「ルンルン~」と気軽に行ったところ、診察室とは全然違う手術室の緊張感で一気に顔が固まりました(-_-;)
「もしかして、これって結構大変なことだったのね・・・甘く見ていた・・・」
看護士:「今日は電気メスを使いますので、金属が体についていると、やけどしちゃうんです。ピアスとか、アクセサリーとか、全部外していますね~?」
確認をしてから、手術台に上りました。
そして局部麻酔を掛けられると、針生検と同様に全く痛みはありません。
ところが・・・
先生:「はい、じゃあ切りますね~」
ジュワッ!!!!
こ、焦げ臭いにおいが・・・
これって私の皮膚が電気メスで焼けるにおい~~~???(@o@)/
そして、明らかにメスがザクザクと体を切り刻む感触が・・・
えぇ、全然痛くはないんですよ。
でも、体に走るあの衝撃・・・ひょえ~~~(汗)
痛くはなくても、流石に体中が緊張してくるのが分かります。
ジョキジョキ・・・
さらには、どうやらしこりを切り出そうと、その周りの組織をハサミで切り取る音が・・・
私:「いや~、先生、ちょっとこれはしんどいですね・・・」
先生:「でも痛くはないでしょ」
私:「はい・・・で、でも・・・」
先生は慣れたもので、淡々と手術を続けていきます。
切り刻まれる感覚があるたびに、私は全身を緊張させて、顔もひきつっていたと思います(笑)。
かなり憔悴しましたが、ともかく無事手術は終わりました。
30分程度の手術でしたが、数時間に感じられましたよ・・・
終了後、先生は私に、ジップロックのようなものに入った、切り取った腫瘍を見せて、触らせてくれました。
先生:「ほら、ちょっと触ってみて。中身固いでしょ」
私:「うわー、ゴリゴリしていますね・・・」
その切り取ったものを触りながら、とても不思議な気持ちになりました。
確かに、もしかしたらそれは悪性のガンかもしれません。
でも、それは私の中で育った、私の一部なのです。
「悪いもの」として単純に捉えるのは、ピンときませんでした。
どんな理由があったにせよ、それは私の一部。
それは、良い・悪いではないと感じました。
今まで私と一緒にいてくれてありがとう。
今までありがとう。
さようなら。
そんな気持ちになりました。
先生:「これで切り取りましたから、一安心ですね」
私:「はい。ありがとうございました。
でも先生、日帰り手術、切り取っている感触がモロ伝わってきてしんどいですね~~。
もし次の手術があるときは、全身麻酔にしてください(笑)」
先生:「あはは。でもこの程度の手術だと、普通は日帰りなんだよね~」
私:「先生、私は絶対無理です!全身麻酔でお願いします。
気付いたら終わっていた・・・っていうのでないと、絶対無理ですから~」
検査結果は10日後に出る事になりました。
手術が終わっても、まだ11時過ぎでしたので、病院のすぐそばにあるサロンに行きました。
サロンではスタッフの小山さんが仕事をしていましたが、私を見てビックリ!
「今日手術じゃないんですか?大丈夫なんですか?」
「もう終わったのよ~。近いから来ちゃった♪」
手術の緊張から解放されて、私も少しハイになっていたと思います。
そのまましばらくサロンに居て仕事などをして、適当な時間に帰った記憶があります。
あとは、良性か悪性か、はっきりすればその後の人生計画が立てられます。
それまであと10日。
やはり落ち着かない気分になりました。
ガンを克服した知人達に聞いてみると、やはりどの人も、診断がつくまでの期間がとても不安だったと言います。
そりゃあそうですよね。
なお、友人のMちゃんに日帰り手術がいかに大変な経験だったかを話したところ、
「え~、私は平気かも。結構そういうの大丈夫なんだよね」
と平然といい、私をビックリさせたのでした(笑)。
羨ましいかも・・・
それからの10日間は、夜な夜な乳がんに関するサイトを検索しては、色々な情報を仕入れていきました。
<続く>
※こんな風に始まりました⇒夢の中でのガン告知★
※乳がん確定まで その1~MRI検査
その2~針生検
その3~針生検の結果
その4~腫瘍摘出日帰り手術
その5~やっぱり乳がん
※乳がん確定後 セドナでの個人セッション
※転移の有無確認 その1~CT検査
その2~センチネルリンパ生検
その3~検査結果
※病理結果
ドキドキしますね。
覚悟が決まっていても
やたらとドキドキします。