今朝、あるクライアントさんがこのようなメールをくださいました。
マイケルのことを考えたときに、「マイケルは、他人のために生きすぎていたんじゃないだろうか」と思いました。
だって、同じ世代のマドンナは、「まず自分ありき!!」じゃないですか(笑)。
確かに、マドンナは半端じゃない名声や巨額の富を手に入れましたが、薬物に溺れることもなく、非常にパワフルに自分の人生を生きていますよね~☆
マドンナは精神的にとてもタフですし、周りに過度の影響を受けることなく、自分が欲しいものがいつもはっきりしていて、更にその為にストイックなまでに自分をコントロールする強さを持っていますね。
つまり、自分の軸が絶対にブレないんですね~。
まさに、丹田・センタリングのお手本のような人です♪
現実を創りたい私たちは、ぜひ見習いたいものですね♪
そのマドンナが精神的な支えにしているのは、カバラというユダヤの密教です。
他の宗教と同じように、今ではかなり沢山の流派があって、それぞれ独自のメソッドやシンボルがあるそうです。
以前、お勧めの本としてご紹介したW・E・バトラー著の「魔法入門」という本も、ある流派のカバラの本です。
その本を翻訳した大沼忠弘さんが、自らのカバラの体験を書いた入門書がこれです。
著者の大沼さんは、イギリスで実際にカバラを学んだそうなのですが、それを物語り形式で初心者にも分かりやすく書いたのがこの本です。
順番を追って各種のワークも書かれているので、ちょっと試してみたい方にもお勧めです。
前述のバトラーの本より、ずっと分かりやすく書かれています♪
「生命の木」を使った現実創造のメソッドは、特に参考になります。
イメージをいかに現実に落としていくか、その仕組みを理解する助けになります。
また、体にエネルギーを回す方法なども、実際にかなり効果があります。
かなり噛み砕いて簡単に書いてありますが、実際にこの通り忠実にやっていけば、結構身につくのではないでしょうか。
ただ、基礎訓練となる部分はかなり地道で退屈なので、なかなか面白くなるところまで続けるのは大変ですが・・・(^^;)
以前は、こういう本をブログでご紹介するのをためらっていました。
密教として師匠から弟子に密かに伝えられていた頃は、師匠が弟子の人間性や成長度合を見て、弟子のレベルに合わせて伝授していったものでした。
なぜなら、人間的な成長がないままにサイキックな能力だけ開発するのは、とても危険を伴うからです。
未熟な精神で悪用すれば黒魔術となりますし、また本人が精神的に強くないと、人格崩壊にも繋がりますので、適切な指導者なしでこうしたメソッドを学ぶのは、非常なリスクを伴うのです。
でも、最近考えが変わりました。
色々な実例を実際に目にして、このような地道な訓練が必要なメソッドを、本気で続けていける人はほとんどいないんだ・・・ということに気づいたからです(^^;)
興味をもって本を読み、多少やってみることはあるかもしれませんが、「高等魔法」というレベルまでそれを高めて実際に効果が出るようになるには、ちょっとやそっと試したくらいではどうにもならないのです☆
そういう私も例外ではありません。カバラは途中で挫折したまま今日に至っています(笑)。
魔法には、研ぎ澄まされた集中力と、それをキープする強い意志が必要なんですね~☆
マドンナは強い意志と集中力、そして実行力で、あのようにもの凄い現実を創っているのでしょうね・・・。
どんなに頭で念じても、それだけではダメなんですね!
継続した実行(グラウンディング)が伴わないと・・・という良い見本ですよね♪
でも私たちも、マドンナほどではないとしても、自分の人生に真剣に取り組めば、それなりに人生を創造していけるのは間違いありませんよ~♪
読み物としても面白い本ですので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね♪