こんにちは、菊山ひじりです。
最近セッションのときに、「祈り」についてお話する機会がとても増えました。
そこで、2007年12月に書いた過去記事をちょっとだけ手直しして、再度ご紹介いたしますね。
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「祈り」なんて書くと、宗教っぽい感じを受けるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
でもここで私が言いたい「祈り」とは、特定の神様にお願いごとをしたり、呪文のような決まったお題目を唱えることではありません。
人間の心に昔からある、自分以外の何かに委ねる気持ちのことです。
「流れに任せる」「手放す」と表現することもできます。
日々の中で、祈る心を持つことはとても大切だな・・・と感じます。
特に心の平安がもてない時というのは、祈る心を忘れている場合が多いようです。
例えば、何か「こうなるといいな」という願いがある場合。
そうなった状態のイメージがハッキリと見えてきたら、そのイメージを
「このようになるといいな。
でも自分にとっても全体にとっても一番良いことが起きますように」
と、自分のエゴから手放します。
何か他の存在(例えば、神・天使・潜在意識・宇宙意識などあなたの好きなもの)に委ねても構いません。
ともかく、自分ではコントロールできない「流れ」に任せるのです。
そして「きっと一番良いことが起きる」という自分の人生への信頼を持つと、心がとても安らかになります。
自分の意識が望んだことにこだわり、「絶対○○になりますように!」とコントロールを手放せない状態は、祈りではなく「念」と呼ばれるものです。
「祈り」と「念」には大きな違いがあります。
「祈り」は広がり、人々を繋ぎ、実りがあります。
そこには光があります。平安があります。
「念」は収縮し、人々を分断し、不安を掻き立て、何かを実らせることはありません。
人生には、自分ではどうしようもないことが沢山あります。
そんなことに対して、祈る以外にできることはありません。
願いにしがみつくのは止めて、祈りとして手放したら、後は流れに任せて軽くなりましょう♪
また、何か自分とトラブルのある人がいたり、誰かを許せない気持ちの場合。
一番いいのは、その相手の為に祈ることです。
頭では「そういう人と出逢ったのも、何か縁があるから」と分かっていても、中々気持ちの整理は付かなかったりしますよね。
そんな時こそ、その人と自分の為に祈りましょう。
「○○さんと私が、必要な学びをして、お互いにとって一番いいことが起きますように」
そして、相手を手放します。
何度でも、気が済むまで行います。
「自分にとって都合のよい展開」を願うのは、コントロールしたいという念です。
そうではなく、「お互いにとって、そして周囲にとっても一番いい展開になるように」と祈るのがコツです。
コントロールを手放すのです。
すると状況は必ず変わってきます。
そして時が経てば、その出会いの意味を感謝を持って受け入れることができるようになります。
ただ祈り、手放し、自分の人生を信じましょう。
祈りのある人生を送っていると、心が豊かになってくる気がします(^^)。
そして自分の力の及ばないことに対して畏れる気持ちが湧き、謙虚になり、感謝の気持ちが湧いてきます。
もちろん、必要以上に謙虚になる必要はありません♪
自分自身の願いをしっかりと把握・主張しつつ(笑)、最後は委ねる気持ち・・・というバランスが大切です。
委ねる気持ちがあると、そこには余裕がありますから、宇宙からのギフトを受け取ることができます。
望んでいることだけにこだわらず、素晴らしいことが起きるスペースを空けておきましょう♪
畏れる気持ちの無い人は、どうしても傲慢になりがちです。
自分が宇宙の中心だと勘違いしたり、恨み嫉みの世界に陥ったり・・・。
それは何よりもその人にとって、とても残念なことだと思います。
せっかく受け取れる宇宙からのギフトを、心を固くして断っているのと同じ状態だからです。
これからの毎日、皆さんはどんな風に生きたいですか?
どうぞ沢山の夢を描いてください。
そして、祈りの心で委ねていきましょう♪
自分だけでなく全ての人が心豊かに生きられたら素晴らしいですよね♪
皆さま全ての上に、希望に満ちた光が溢れますように、私も微力ながらお祈りいたします。
祈り、すごく今の自分に響きました
ひじりさんの言葉は本当に
いつもドンピシャで驚きます。ありがとうございます。
これからはたくさんたくさん
祈りたいと思いました。