※幸い早期発見(I期・転移なし)。既にがん摘出も終わってピンピンしてます。どうぞご安心くださいね。
※早期発見が大事です。30代以上の方は定期的な乳がん検診やマンモグラフィーの検査をお勧めします。
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親しい友人達に話をしてみたところ、かなりショックなようでした。
そして面白いもので、皆口をそろえてこう言いました。
「もし白黒つかなかったら、ともかく取ってもらっちゃいなよ」
「命が一番大事だからね。早くすっきりした方がいいよ」
「ひじりちゃんはおっぱい大きいんだから、少し位取っちゃっても十分大きいから大丈夫」(爆)
私自身、もうアラフィフ世代なので、今更胸に傷が出来ても全然困らないし(苦笑)、手術も今まで2回ほど経験しているので、特に怖い事はありませんでした。
だから、何度も検査になるくらいなら、もうさっさと切り取っちゃってスッキリしたい~~~!という感じでした。
そして、検査結果が出る日。
先生は電子カルテを見ながら、またもやう~~ん、と唸ってしまいました。
先生:「やっぱりあの検体では分かりませんでした。どうしましょうか。
もう一度トライしてもいいですが、多分同じ結果だと思うので、腫瘍摘出して生検した方が確実だと思いますが・・・」
私:「はい、先生、切って下さい。その方がハッキリしていいですから。(キッパリ!)」
先生:「3cm位の傷跡ができますが、構いませんね?」
私:「傷跡は全然大丈夫です。ただ、今月後半に海外に行くので、それまでに間に合いますか?」
そう、セドナ行きの予定があったんですよね。
もしこれが本当にガンで治療が始まったら、海外に行くどころではなくなってしまいます。
何がなんでも、今回のセドナは絶対に行っておかなくては!!!!
先生:「手術後2週間は様子をみたいので、じゃあ、大至急日帰り手術しましょう。
手術自体は30分もあれば大丈夫ですからね。」
私:「分かりました。それでお願いします。
ちなみに、万が一ガンだった場合、その後の予定はどうなるのでしょうか?」
先生:「手術後10日位で、正確な診断が出ます。
その後、切り取った検体の様子によって、最低でも1回は手術があります。
そして治療も、放射線、抗がん剤、ホルモン療法などが考えられますが、いずれにせよ検査結果が出ないとどういう治療をするのかは決められません」
私:「そうですか。じゃあ、ともかく切り取ってみて、その検査結果次第なんですね」
先生:「そうです。海外に出発前には結果が出ると思いますから、まぁ、微妙な時期になっちゃいましたね」
そして先生は私の様子を見て、一瞬考えてからこう言いました。
先生:「実は、今回しこりがかなり固かったですよね。しこりが固いのは、悪性の場合が多いんです。
もちろんまだ確定はできませんが、悪性の可能性は高いと思います。」
私:「そうですか。じゃあ、色々覚悟して考えておいた方がいいかもしれませんね」
先生:「まだ確定したわけじゃありませんから。でも可能性が高いということは、お知らせしておきます。
ただ、もし万が一そうだとしても、大きさから言って早期ですから、まだ今後の人生設計は十分にできるのは確かです。
じゃあ、あとは手術の準備等を、看護師からお話しますね」
この時点でこういうということは、先生はガンだとある程度確信していた証拠だと思います。
そして、私との間に信頼関係が出来ていたので、この段階で言ってくれたのでしょう。
仕事をしている上にシングルマザーの私にとっては、非常にありがたいことでした。
普段私達は、元気な毎日が明日も続いて当然と思っています。
でも良く考えてみれば、思いがけない病気や事故で、明日にも命はなくなってしまうかもしれないのですよね。
ですから、ガンかもしれない・・・という、あまり嬉しくないシチュエーションではありましたが、今のタイミングで自分の人生を振り返り、またこれからの人生を考える事ができたのは、本当にありがたいことだと思いました。
そしてこの数日後、良性か悪性かを見極めるため、腫瘍摘出となったのでした。
<続く>
※こんな風に始まりました⇒夢の中でのガン告知★
※乳がん確定まで その1~MRI検査
その2~針生検
その3~針生検の結果
その4~腫瘍摘出日帰り手術
その5~やっぱり乳がん
※乳がん確定後 セドナでの個人セッション
※転移の有無確認 その1~CT検査
その2~センチネルリンパ生検
その3~検査結果
※病理結果