※幸い早期発見(I期・転移なし)。既にがん摘出も終わってピンピンしてます。どうぞご安心くださいね。
※早期発見が大事です。30代以上の方は定期的な乳がん検診やマンモグラフィーの検査をお勧めします。
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元々授乳時の乳腺炎がひどく、乳房全体に石灰化が広がっていた私は、5年前に「要注意観察」と言われ、定期的にマンモグラフィーを受けていたのです。
でも昨年は忙しくて検診を忘れ、2年ぶりになってしまっていたのでした。
今まで何度も検診を受けて慣れていましたし、一旦「正夢だ!」と確信はしたものの、
「でも、2年前は何ともなかったし・・・」
という気持ちもありました。
もしかしたら、単なる夢かも・・・などという気持ちもわいてきて、そんな揺れる気持ちのまま検診に行ったのでした。
検診は淡々と行われ、いつも通りマンモグラフィーやエコーを受け、待つこと1時間。
先生に結果を聞きにいきました。(この病院の検診は、同日に結果を聞けるんです)
すると、いつもの先生が、う~んと唸ってこう言いました。
先生:「それがですね・・・1cm弱の、小さなしこりが出来ていますね・・・」
私:「え?本当ですか?前回は何ともなかったんですけど(心の声:えーーー!!やっぱり!!)」
先生:「まぁ、良性の可能性が高いですが、一応調べてみた方がいいですね。自分で触診して分かったの?」
私:「いえ、全然です。そろそろ定期健診を受けなきゃと思って来ただけです。」
先生:「でしょうね。この場所は少し奥の方で、触診ではもっと大きくならないと分からない場所ですから。」
私:「え、そうなんですか!(心の声:自分では発見できない場所だったんだ。検査受けて良かった~~~(>_<)」
先生:「今はまだ1cm弱だから、悪性だとしても早期です。ともかく早い方がいいから、ますは明日MRI検査しましょう」
えぇ~~~っ!!明日ぁ~~~!?
かなり急な展開に、ちょっと焦った私。
でも本当に不思議なもので、その翌日に限ってサロンに予約が全く入っていなかったんですよねぇ・・・。
これは運命の導きと言うべきでしょうか・・・。
私の主治医のN先生は、そもそも乳腺外来の専門医なんです。
アメリカで勉強をされた経験からアメリカの乳がんの学会に入っていたりする、少し変わっている先生&病院です。
でもそのお陰で治療方法はかなり先進的で、最新の治療法が取り入れられています。
また、人権意識の高いアメリカ的な考えの影響が強く出ていて、
「QOLを考えて、体に余計な負担がかかる不要な手術や治療はしない」
という考え方が貫かれています。
ただその分、事前の検査が多いのかもしれませんね。
色々ネットで調べてみたところ、この段階でMRIで画像診断を先にするのは珍しく、かなり進んだ考え方のようでした。
MRIですと、マンモグラフィーやエコーではハッキリ分からない腫瘍の形などを確認することができるので、ある程度悪性かどうかのメドがつくのだそうです。
どうせあとで針生検するならこの時点でMRIは不要、という考え方もあるようです。
でも、実際にその後検査を受けてみて分かったのですが、針生検はやらなくて済むなら絶対にしない方がいい検査ですね。
また後日ブログ記事に書きますが、心身共にダメージが来る、かなりしんどい検査なのです。
本来良性でやらなくて済む可能性があるのなら、多少事前に手間がかかったとしても、画像で悪性の可能性が高い事を確認したうえで、体に針を刺したり、切り取ったりする生体検査をするほうが絶対にいいと思います。
そういう意味で、ここの病院は私の感覚とも合っているし、何よりN先生がとっても元気で明るくて、私と相性が合ったのは本当に幸いでした。
そして翌日、私はすごすごとMRI撮影に行きました。
以前、脳髄膜炎をやったときにMRIを撮ったことがある私は、かなり憂鬱でした。
といいますのは、やった事がある方はご存じと思いますが、MRIというのは頭の上にかなりの轟音を鳴らし、それに共鳴させることで写真を撮るらしいんですよね。
で、その音の凄さといったら・・・(-_-;)
音というより、かなりうるさい工事現場の振動そのものを頭の上に持ってきたような感じなんですよね・・・。
まぁ、好きな人はそもそもいないとは思いますが、それでなくても敏感な私にとって、あれはまさに拷問なんです・・・。
前回別の病気でMRIを撮ったときは、吐き気までもようして、ギブアップ寸前だったんですよ・・・。
更に今回は胸を撮影するのですが、これがなんと、うつ伏せ(下向き)の姿勢で撮るんですね。
穴が2つ開いたところに乳房を入れて、右腕からは点滴で造影剤を注入しながらの撮影。
何だか本当に変な姿勢だし・・・(汗)
そしてこの変な姿勢で40分くらいじーっとしていなくてはならないという、しんどい撮影なのでした。
あぁ、本当に、誰にも見せられませんわ、こんな姿・・・って感じです(笑)。
「動くと正確な撮影ができませんから、絶対に動かないでください!
伸びも、深呼吸もダメです!」
と言われたものの、轟音が始まった途端、体が衝撃で緊張して、息苦しくなってきたではないですか・・・。
でも、胸を膨らませてはいけないので、ひたすらじーっと、こっそり呼吸を続けました。
これはかなりしんどい・・・苦行そのものです。
しかし、人間なんとか頑張れるものですね。
通常のスキャンの次に、造影剤を点滴投与しながらの撮影を終えて、40分程で何とか無事終了。
結果は、2日後に出ることになり、その日はそのまま帰宅となりました。
帰宅したら、本当に疲れていて、結局そのまま夜遅くまで眠ってしまいました。
あの轟音&振動が全身に響き渡り、体全部がガタガタになったような気がしました。
検査って、それだけで本当に疲れますね・・・。
でも、まだまだこれは序の口で、大変なのはこの後だったのです。
<続く>
※こんな風に始まりました⇒夢の中でのガン告知★
※乳がん確定まで その1~MRI検査
その2~針生検
その3~針生検の結果
その4~腫瘍摘出日帰り手術
その5~やっぱり乳がん
※乳がん確定後 セドナでの個人セッション
※転移の有無確認 その1~CT検査
その2~センチネルリンパ生検
その3~検査結果
※病理結果
既にピンピンしているとのことでとても安心しております。
私も以前、脳のMRIを撮ったことがあります。
が、私の苦痛は”轟音”・・・ではなく、あのリズミカルな音によって襲ってくる”睡魔”でした。
(途中うつらうつら寝てしまいました)
検査技師の方に「動かないで下さいね~」と言われましたが、
「寝ないで下さい」とは言われなかったので
動くよりかは寝てた方が良いのかなぁ~・・・と、
寝てしまったのを覚えております。
(でもイケナイことをしてる様な気がして、流石に熟睡はしてません(笑))
な、ものですから、私の中のMRIに対するものは
”眠くなる”
なのです。
まぁ、それはそれで苦痛なのですが・・・・
やはり定期的なマンモとか大切ですね。
続きのブログを心待ちにしております。